フランスで1月に食べられる「ガレット・デ・ロワ」を作りました。
ガレット・デ・ロワ(galette des rois)はアーモンドクリームが入ったパイで、
クリームの中にフェーヴと呼ばれる小さな人形が一つ入っています。
キリスト教の祝日である公現節(1月6日)に家族で切り分け、
フェーヴが当たった人は幸運が1年間継続すると言われています。
アンティークの陶器製フェーヴはコレクターがいる程の人気アイテムです。

冷凍パイシートを使用し、長方形のお手軽ガレット・デ・ロワとなりましたが、
表面に葉っぱの模様をナイフで切り込み、最後に粉砂糖を振りキャラメリゼ。
ガレット・デ・ロワの雰囲気は十分に味わえました。

NIMY Oval Plate A0017
盛りつけたプレートは、1900~1910年代製ベルギーNIMY(ニミー)のもの。
シンプル且つ落ち着いた花柄に縁取られた、美しいフォルムのオーバルプレートです。

LONGWY Bread Plate A0147
取り皿は1890年代製フランスLONGWY(ロンウィー)窯の白いパン皿。
薄っすらと青みがかった陶肌に美しい貫入が映えるフラットな造りが印象的な一枚です。
中に詰めたクリームはクレーム・ダマンド。
バター、砂糖、卵、アーモンドプードルを混ぜ合わせるだけで出来上がります。
サクッと軽いパイ生地とずっしり濃厚なアーモンドクリームの組み合わせが美味しい。
近年では洋梨や林檎のコンポートやチョコレートが入ったものもあるそうです。
1月6日に限らず、1月中はずっと食べられるので、
皆様もフランス式の縁起ものスウィーツを是非お試し下さい。
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